“ 「北の国から」ってあるでしょ?
僕も好きなんですよ。
泣いたりもしますよね。
でも僕はあれはあくまでドラマだと思うんですよ。
ドラマとして作品として僕は好きなんですよ。
んで、たまにあれを、ほんまに実践するやつがいるでしょ。
ほいでこないだそれのドキュメンタリーみたいなのがやってたんですよ。
なんか山奥に自給自足で暮らしている家族なんですよ。
んでね、見てるうちにねーだんだん腹立ってくるんですよ。
その息子がね、言うんですよ。
1年くらい都会で暮らしていたと。
そいで都会の朝のラッシュ時のサラリーマンの顔を見てたら、
腐っていてまるで地獄のようだった、もう二度とあんな所には行きたくない、
とか言うんですね。
腹立ってきません?
いや、待てと。
お前らはお前らで、その生活を選んで田舎で暮らしているから
俺はお前らの生活を悪くいうつもりはない。
ただ、都会でがんばっている人たちが、まるでお前らよりか劣っているとか、
人間としてピュアじゃないとかいうような言い方をなんでされなあかんねん。
がんばっとるちゅうねん。
お前らは自給自足でお前らのことしか考えてへんやないか。
こっちはこれから高齢化社会で、一人の成人がたくさんの年寄りを面倒みてかなあかんねん。
そのためにこっちは税金払って、何かを産み出してがんばってんねん。
お前らはそんなことを考えてるのか?
自分らの家族のことしか考えてへんやん。
それで自分らは偉いみたいな言い方されても、全然感動せえへんねん。
そりゃあ朝のラッシュ時には目が腐ってるかもしれんわ。
でも一日中腐ってるわけじゃないわ。
輝いてるときもあるわ。
こっちは一生懸命働いて何かを産み出そうとしているし、
家族以外のものも養おうとしてるやん。
みんながお前らみたいな生活をしたら、この日本は潰れてしまうぞ。
ほんで、お前らは誰の世話にもなってないとかいいながら車乗ってるし、
木を切る言うてチェーンソー使うてるし。
それは誰が作ったんか?
お前らが作ったとちゃうねん。
ほいでガギができた言うて、病院行っとるがな。
全部人の世話になってるやん。
お前らが山火事でも起こしゃ、それは誰の金で消す思うてんねん。
ものすごい人の世話になってるんですよ。
んでガギが五人ぐらいいるんですけど、けっこうもう大人なのに、
全員もれなくタメ口なんですよ。
その教育も腹立つんですよ。
みんなタメ口やねん。
そんな敬語も使われへんような奴らがな、偉そうに何を言うとんねんと。 ”
松本人志「北の国からのマネをして田舎で暮らす家族」について語る (via mcsgsym, sociologbook)
2009-02-03 (via gkojay) (via petapeta)